確定申告と必要書類
不動産売却をした後確定申告が必要なのは売却後に、売却代金から取得費や諸経費等を引いて売却代金がプラスになったときなので、マイナスの場合は必要ありません。
その方法は個人でする場合と税理士に頼むかです。
不動産売却により発生した確定申告のための必要書類には、税務署で入手できるものと自分で用意しなければならないものがあります。
その詳細には申告書B様式があり、土地や建物を売った人が使用する書類で税務署で入手可能です。
分離課税用の申告書は、土地や建物の譲渡等の給与所得とは分けて課税される場合に必要で、税務署で手に入ります。
譲渡所得の内訳書は、売買した不動産に関する情報を記入する書類で、税務署でもらえます。
不動産売買契約書のコピーが必要で、これは購入金額と売買金額を証明するためです。
登記事項証明書は不動産が所在する管轄法務局で取得可能です。
不動産売却時に不動産仲介会社へ支払った仲介手数料や固定資産税の精算書、登記費用等取引時にかかった費用の領収書も必要です。
不動産売却の流れはどのようになっているのか
実家など使わなくなった家を売却しようと検討している方がいると思います。
近年は空き家が増加しており、使わない家を保有している人は少なくないようです。
使わない家を持っていても余計な出費が生じるだけなので、売却しようとするのは賢明な選択だと評価できます。
そこで、不動産売却の流れについて見ていきます。
まず、複数の不動産会社の査定を受けて、家の売却価格の相場を把握します。
次に不動産会社と売却の契約をし、広告を出します。
購入希望者が出てくれば、内覧などの対応をする必要があります。
買ってくれる人が決まった際は、家の売買契約を結びます。
そして、代金を受領したら不動産を引き渡すのが基本的な流れになります。
また、翌年確定申告をしなければいけないので、税務署で確定申告をすることも忘れないようにしてください。
不動産売却は行うべきことが結構あるので、何をしなければいけないかを把握しておくことは大事です。
基本的なことくらいは知らないといけません。